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食べ物のおばけ

私は食べることが好きです。

料理を作る方はそこそこ・・・。

冷蔵庫の余りものでパパッと作ったよー

という言うのに憧れてます。


そんな私が食について感じることを少し書いてみたいと思います。


人参、じゃがいも、玉ねぎ・・・

どれも人間とは似ても似つかない。

それが私たちの元気の源になっているって

すごいなーとふと感じることがあります。


消化して、エネルギーに変換できる人間の身体って

神秘的だなー!!とふと感じるのです。



ある食養家はこんな言葉を残しているそうです。


肉ばかり食べると肉らしくなる

お菓子ばかり食べるとおかしくなる

野菜ばかり食べるとやさしくなる


これは極端かもしれませんが、

私たちは食べ物のおばけなんだ

と、ふと思いだすと、

口にするものをより大切にしたくなります。



それから、食べる前に手を合わせて口にする、

「いただきます」という言葉。


小さい頃から教わってきて、

自然と口にしていた「いただきます」


ふと、目の前の食事の背景に想いを馳せると、

一体、どれだけの人のお蔭で食べることができているのか、

想像できないくらいの人の関わりがあることに気づき、

ただただ感謝の気持ちが溢れてくるのです。


そんな感謝に満たされ、いただく食事は

より一層美味しいと感じ、

心もお腹も満たされます。


いつもこんな風に想いを馳せているわけではなく、

忘れている時間の方が多いですが、

思い出す度に、食に限らず、

人は一人では生きていけない

目に見えるものだけではない!!

おかげさま。ありがとう。の心だよ。

と教えていただいているように感じます。



それから、社会人になりたて、初の一人暮らしで、

疲れて食事も乱れて、まともに食べられていなかった頃。


疲れてるときは、ご飯とお味噌汁、それだけでいいんよ。

お米と少しのお塩でギュッと握った「おむすび」でも十分。


そう教えていただき、帰り際に、

「おむすび」をいただいたことがあります。




もうその味が格別で、一口食べて涙がとまりませんでした。


お米とお塩に、人の心がギュッとプラスされた「おむすび」

偉大だなと感じたのです。


なんだか、つらつらと書いてしまいましたが、

日々忙しさに流されて生活している中でも、

想いを馳せること

想いを込めること

そんなことを大切に生きていきたい

そう感じています。


読んでいただき、ありがとうございます。


岩田 瑞希

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